| 作成年度 | 1996年度 |
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| 論文名 | 黄鉄鉱を含む岩石への化学的風化の影響 |
| 論文名（和訳） | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 土木学会年次学術講演会 |
| 誌名（No./号数） | |
| 発表年月日 | 1996/09/17 |
| 所属研究室／機関名 | 著者名（英名） |
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| 地質研究室 | 鈴木 哲也（SUZUKI Tetsuya） |
| 地質研究室 | 疋田 貞良（HIKITA Sadayoshi） |
| 抄録 |
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| 黄鉄鉱を含む岩石への化学的風化の影響について検討するため、白亜系粗粒砂岩を試料として用い、風化促進試験、X線回折試験、pHの測定、溶出試験を行った。その結果、この岩石中で進行する化学的風化に伴う鉱物の変化は、黄鉄鉱の酸化分解及びそれに伴い発生する硫酸による方解石、スメクタイトなどの分解であることがわかった。また、これらの鉱物の変化に伴い岩石中から多量の物質が溶出することも判明し、化学的風化の進行に伴って岩石の物理性・力学性は大きく低下すると考えられる。なお、風化に伴う岩石中からの溶出量すなわち岩石の密度の低下量は、自然状態の岩石のpH、黄鉄鉱のX線回折強度などと比較的高い相関があることが認められた。 |
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