作成年度 | 1996年度 |
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論文名 | 岩盤路床の凍上性判定に関する室内実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本応用地質学会研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1996/10/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地質研究室 | 鈴木 哲也(SUZUKI Tetsuya) |
地質研究室 | 磯田 卓也(ISODA Takuya) |
地質研究室 | 疋田 貞良(HIKITA Sadayoshi) |
抄録 |
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寒冷地においては、道路の設計に際して冬期問における地盤の凍上性を考慮する必要がある。しかし、岩盤の凍上性判定は複雑な問題であり、それを簡易に判定するための指標は明確には示されておらず、個々にその判定を行っているのが現状である。岩盤の凍上性の判定を複雑なものにしている主要因は、岩盤状態の経年変化である。多くの場合、掘削直後には新鮮な岩盤も凍結融解作用などの風化作用により次第に劣化する。そして、新鮮な状態では非凍上性の岩盤が劣化後には凍上するという場合が多く認められる。すなわち、岩盤状態の変化に伴い凍上性も経年的に変化するものであり、岩盤の凍上性はそれを考慮して判定されるべきである。[*]本文では、岩石の凍上試験および凍結融解試験結果をもとに、岩盤の凍上性と比重、吸水率、P波伝播速度など比較的容易に測定可能な物理的性質との関係を各岩種について検討した。さらに岩盤の凍上性に対する、上載荷重、細粒分含有率、締固め程度などの影響を明らかにした。 |
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