作成年度 | 1996年度 |
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論文名 | 天気予報情報を用いた蒸発散量予測 |
論文名(和訳) | Forecast of Evapotranspiration by meteorological Information |
論文副題 | |
発表会 | 蒸発散と潅漑管理に関する国際研究集会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1996/11/04 ~ 1996/11/06 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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農業土木研究室 | 秀島 好昭(HIDESHIMA Yoshiaki) |
北海道大学 | 町村 尚(MACHIMURA Hisashi) |
東京農工大学 | 青木 正敏(AOKI Masatoshi) |
土壌保全研究室 | 中村 和正(NAKAMURA Kazumasa) |
(財)日本気象協会北海道本部 | 和田 通英(WADA Michihide) |
抄録 |
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蒸発散量の推定および予測手法の開発は、潅水計画において重要である。天気予報は世界中の多くの地域でなされており、もしこのような気象情報が日蒸発散量を予測するのに使えれば農家にとっては潅水計画をたてやすくなるであろう。日中蒸発散量は純放射量や気温、相対湿度、風速、植被率、地中熱流量、土壌水分張力に影響される。このうち純放射量は天気予報情報から推定でき、相対湿度や地中熱流量はこの純放射量により推定することができる。また、気温や風速は天気予報に含まれる最低最高気温と最大風速から経験式で求められ、植被率は定期的な測定で把握できる。さらに、土壌水分張力は、数種の作物での観測を基に作製したモデルを用いて、前日の土壌水分張力と土壌水分減少量から推定できる。このような推定の組み合わせによって天気予報情報を用いて、蒸発散量が予測できた。その予測精度は、予測後3日間以内では実用的に十分であると考えられる。 |
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