| 作成年度 | 1996年度 |
|---|---|
| 論文名 | 鋼製免震支承の低温下における復元力特性に関する基礎実験 |
| 論文名（和訳） | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 土木学会北海道支部年次技術研究発表会 |
| 誌名（No./号数） | |
| 発表年月日 | 1997/02/06 ～ 1997/02/07 |
| 所属研究室／機関名 | 著者名（英名） |
|---|---|
| ㈱日本製鋼所 | 別所 俊彦（BESSYO Toshihiko） |
| (財)北海道道路管理技術センター | 小山田 欣裕（OYAMADA Yoshihiro） |
| 構造研究室 | 二宮 嘉朗（NINOMIYA Yoshio） |
| 構造研究室 | 谷本 俊充（TANIMOTO Toshimitsu） |
| 抄録 |
|---|
| 今後、大地震時の振動減衰に威力を発揮する免震支承の活用が多くなると考えられる。一方、免震支承でよく使われるゴムは極低温下で常温時と減衰特性が大きく異なるため、寒冷地ではゴムを利用した免震支承が1年を通して所要の免震性能を有するためには、種々の工夫を要する。このことから、今後、より寒冷な地域で免震支承を設置する場合などでは、低温下の免震支承の特性が課題となろう。［＊］本報告では、寒冷地における免震支承として、復元力及び減衰特性の温度変化の影響が小さいと考えられる鋼製免震支承に関して、その実際の振動特性を振動実験より検討した。その結果、低温下でも当免震支承は常温とほぼ同等に慣性力の低減があることが確認された。しかしながら、これだけでは本実験の低温下での応答倍率傾向が一般的であるとは言い切れない。そのため、鋼製免震支承の温度の影響については、今後、上部工重量、下沓形状などのパラメータを変えて種々検討する必要があるだろう。また、回転板と上下沓との接触部に狭雑物を侵入させない工法の検討も行う必要がある。 |
| このサイトで提供される情報には、ＰＤＦファイルが使われています。ＰＤＦファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |  |
