作成年度 | 1996年度 |
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論文名 | 冬期道路における視程障害多発箇所の特徴とその対策 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会北海道支部年次技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1997/02/06 ~ 1997/02/07 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災雪氷研究室 | 福澤 義文(FUKUZAWA Yoshifumi) |
日本気象協会北海道本部 | 丹治 和博(TANJI Kazuhiro) |
日本気象協会北海道本部 | 金田 安弘(KANEDA Yasuhiro) |
防災雪氷研究室 | 加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko) |
抄録 |
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視程の急変に関しては、従来から問題視はされてきたものの、現象の連続性がないことなどから、その正確な実態と多発箇所の特徴把握が非常に困難であった。道路の防雪対策に関しては、防雪柵やシェルターの設置と延長、視線誘導標の設置などが積極的に行われてきているが、吹雪時の交通事故件数の減少傾向がみられないという事実は、道路構造の変化、道路付帯施設の影響、道路周辺の微地形変化など、視程の急変をもたらす視程低下へのきめ細かな防雪対策が不十分であることも、その要因の一つであることを示唆しているように考えられる。ここ数年、各種の気象計器を搭載した視程障害移動観測車を用いて路線上の気象を連続的に測定することにより、冬期道路上の気象特性を把握し、問題点の解明と対策の検討を目的とした調査を行っている。[*]道路気象調査のために開発した視程障害移動観測車を用いて、道路構造の変化、防雪対策施設端部、道路開口部などの、吹雪時における視程障害多発箇所の実態特徴を明らかにするとともに、その対策と効果について明らかにする。 |
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