作成年度 | 1996年度 |
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論文名 | 締固めた岩石材料の沈下挙動に及ぼす乾湿繰返しの影響 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会北海道支部年次技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1997/02/06 ~ 1997/02/07 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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農業土木研究室 | 武岡 康夫(TAKEOKA Yasuo) |
農業土木研究室 | 秀島 好昭(HIDESHIMA Yoshiaki) |
農業土木研究室 | 小野寺 康浩(ONODERA Yasuhiro) |
農業土木研究室 | 松岡 宗太郎(MATSUOKA Sotaro) |
抄録 |
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ロックフィルダム等の岩石材料で築造される土構造物の沈下や変形問題を考える場合には、締固めた状態(岩石の集合体)での沈下・変形特性を把握することが必要となるが、室内試験により粗粒材料の沈下特性を調べた研究は少ない。[*]本論では、締固めた岩石材料(砂岩)を対象に大型圧密風化試験を行い、沈下挙動に及ぼす乾湿繰返しの影響を検討した。その結果、①乾湿繰返しによる沈下は、初期の締固めエネルギー(締固め密度)に強く影響を受ける。②10サイクルの乾湿繰返しの過程のうち、初期の水浸飽和時に沈下の大部分が発生する。こと等が明らかとなった。[*]軟岩のように乾湿繰返しによる細粒化が懸念される材料については、大型圧密風化試験の実施により、盛土材料としての合理的に締固め管理基準等の検討が可能と考える。 |
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