作成年度 | 1996年度 |
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論文名 | 環境共生型の港湾・漁港構造物の研究開発(Ⅱ) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 消波ブロック被覆型有孔堤による港湾水質保全 |
発表会 | 北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1997/02/18 ~ 1997/02/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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抄録 |
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波エネルギーを利用して海水導入を行う消波ブロック被覆型有孔堤は、港内などの閉鎖性水域の水質環境を良好に保つ技術として期待されているが、大開口有孔堤は、海水交換を促進する一方で、伝達波浪の影響や堤体の耐波安定性が懸念されている。[*]大開口有孔堤の水理特性を把握するために、①伝達波浪、②ブロック内水位、③導水孔内流速と波圧、④堤体背後流速、⑤滑動に関する実験を行い、これらの結果に基づき大開口有孔堤の耐波設計法を提案した。浦河港水中荷捌場に建設された消波ブロック被覆型有孔堤での観測結果と水理実験結果と比較検討し、海水交換効果を検証した。さらに、大開口有孔堤を計画中の久遠漁港の海水交換、伝達波浪に関する平面実験を行い、大開口有孔堤でも、港内の水質維持に必要な海水交換と所要の静穏度、を確保できることを確認した。 |
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