作成年度 | 1996年度 |
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論文名 | 網走湖流出ロ付近における塩水侵入について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1997/02/19 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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河川研究室 | 金高 州吾(KANETAKA Syugo) |
抄録 |
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近年、地球レベルにおいて環境を保護しようとする方向に考え方や姿勢が変わってきている。網走湖は網走川下流に位置し、海と湖流出口との距離が約7kmと近く、海水の流入出がある汽水湖である。古くから漁業が盛んに営まれており、美しい自然環境を有することから国定公園に指定されている。近年、湖内の塩淡境界層の上昇から青潮やアオコの発生が問題となっている。その貴重な自然環境保全のための環境を理解した水環境回復案の検討が必要になる。[*]現在、海洋観測で活躍中の3次元超音波多層式流層計(ADCP)は、近年、高周波数の測定部が開発され、水深の浅いところ(河川、湖沼)での観測が可能となった。また、その他にも高速、高密度でデータを得ることが可能な測量機器が開発されてきた。[*]本文は、これらの計測機器を利用して、これまで網走湖流出口付近の塩水の流入出について時間、空問の変化に着目した密な観測から現象把握を試みたので報告する。 |
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