作成年度 | 1996年度 |
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論文名 | TDRを用いた実斜面における土中水分の計測について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会水理講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1997/03/17 ~ 1997/03/18 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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室蘭開発建設部 | 平野 道夫(HIRANO Michio) |
河川研究室 | 市川 嘉輝(ICHIKAWA Yoshiteru) |
河川研究室 | 馬場 仁志(BABA Hitoshi) |
北海道大学 | 清水 康行(SHIMIZU Yasuyuki) |
抄録 |
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降雨から浸透・流出までの物理機構の研究においては、各プロセスにおける現象の実態を出来るだけ正確に計測することが重要である。中でも、斜面における水分の時間的・空間的な移動特性は、流出機構の本質となる部分でもあり、その実態を明らかにする必要性は大きい。しかしながら、実際の斜面における水分量の観測を降雨開始による吸水過程から降雨終了後の排水過程に至るまでの長時間、それも土中の広い範囲で連続的に行うことは非常に難しい。[*]近年開発されたTDRは棒状のプローブを土層中に差し込むことにより、直接土中水分を計測することが可能とされる計測器である。本研究では、得られたデータをもとにサクション圧および体積含水率の時間的・空間的な変化状況を図示し、同時に計測された降雨や流出量とも比較しながら、両者の相関関係を検討し、データと現地で採取した土を用いた室内試験によるサクション圧と体積含水率の関係を比較し、実斜面におけるTDRによる計測の有効性を検討する。 |
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