作成年度 | 1996年度 |
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論文名 | 高植生密度の葦河岸を有する水深の大きな水路における流れの特性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会水理講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1997/03/17 ~ 1997/03/18 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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北海道大学 | 長谷川 和義(HASEGAWA Kazuyoshi) |
河川研究室 | 馬場 仁志(BABA Hitoshi) |
河川研究室 | 金高 州吾(KANETAKA Syugo) |
北海道大学 | 浅井 重政(ASAI Shigemasa) |
抄録 |
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河川環境改善の要請を背景に、植生をともなう河道水理に関する研究が大きく進展している。植生をともなう水理現象の多くは水平方向の現象が卓越しており、多くの研究も水平2次元流の観点から進められてきた。河道全体の流れをあつかう場合や、横断混合に支配される流速分布場・河床変動を考える場合には、現象が水深方向に一様とみなす近似化は当然であろう。特に、植生が均質で密度のそれほど高くない場合の非水没流れに関しては、辻本らの実験によってもその2次元性が確認されている。[*]しかし、密度の高い植生帯をもつ相対的に大きな水深の流れ場では、そうした2次元性は期待できないものと考えられる。[*]本研究では、河岸に葦などの直立性高草木を植えた際に、それらがどのような環境維持・向上効果をもたらすか、またいかなる護岸効果をもたらすかを明らかにしようとして始めたものであり、積極的に水深方向の流れの様子を調べようとしている。このため水深0.8m水面幅2mの大型実験水路を用いてその片側1mに葦を模した木棒を密に植え、横断面内の3次元方向平均流速、乱れ成分を詳細に測定してその特性を調べた。 |
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