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発表 圧縮による土壌孔隙分布の変化

作成年度 1997年度
論文名 圧縮による土壌孔隙分布の変化
論文名(和訳)
論文副題 -土壌水分および腐植含量の影響-
発表会 日本土壌肥料学会静岡大会
誌名(No./号数)
発表年月日 1997/04/02 ~ 1997/04/04
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土壌保全研究室横濱 充宏(YOKOHAMA Mitsuhiro)
抄録
洪積世の段丘堆積物を母材とする、褐色森林土性疑似グライ土のA11層、A12層およびB層の土壌を供試し、圧縮による土壌孔隙分布の変化に対する土壌水分および腐植含量の影響を検討した。①A11層、A12層およびB層の腐植含量およびマトリックポテンシャル(以下、MP)が、0.0~-1.6(MPa)(=pF0.0~4.2)の孔隙量はいずれも、A11層>A12層>B層の順に多かった。②締固め後の孔隙分布特性に及ぼす土壌水分の影響はいずれの層の試料でも共通しており、最適含水比より多水分で締固めた場合は、MPが0.0~-0.025(MPa)(=pF0.0~2.4)の孔隙が減少した。③最適含水比付近で締固めた場合は、MPが0.0~-1.6(MPa)の全領域の孔隙が減少し、MPが0.0~-0.0016(MPa)(=pF0.0~1.2)の孔隙はほぼ完全に失われた。④最適含水比より乾燥側で締固めた場合は、MPが0.0~0.0016(MPa)および-0.025~-1.6(MPa)の孔隙は減少するが、-0.0016~-0.025(MPa)の孔隙は一部の領域で増加した。⑤締固めに伴う、MPが0.0~-1.6(MPa〉の孔隙の量の減少程度および平均MPの増大程度は、いずれもA11層
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