作成年度 | 1997年度 |
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論文名 | 新路面分類に基づく94/95,95/96冬期の全道路面状況 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本雪氷学会北海道支部1997年度研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1997/06/24 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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(財)日本気象協会 | 小林 利章(KOBAYASHI Toshiaki) |
防災雪氷研究室 | 福澤 義文(FUKUZAWA Yoshifumi) |
防災雪氷研究室 | 加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko) |
防災雪氷研究室 | 金子 学(KANEKO Manabu) |
抄録 |
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スパイクタイヤ禁止以降に発生した、一般にツルツル路面と呼ばれる非常に滑りやすい凍結路面について明らかにするため、北海道開発局では他の道路管理者と共同で1993年2月から路面状況調査を開始したが、スタッドレスタイヤの無い時代の路面分類を用いたため、非常に滑りやすい路面を特定できなかった。こうしたことから、道内の道路管理者で構成する「冬道路面管理充実計画策定協議会」において、新たに道路管理者向けの路面分類をまとめ、これに基づき94/95、95/96冬期に全道交差点の路面状況調査を行なった。[*]調査の結果、雪氷路面は宗谷、留萌支庁で多く見られ、95/96冬期では降雪の多かった道央地方で増加していた。非常に滑りやすい雪氷路面は94/95冬期には宗谷、十勝、空知支庁に多く、後志支庁では非常に少なかったが、95/96冬期には多くの支庁で減少し、後志支庁では大幅な増加となっていた。全道的に凍結防止剤等の散布が増加傾向にあることと、非常に滑りやすい路面が減少傾向にあることから、路面管理の変化が影響しているものと考えられた。 |
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