作成年度 | 1997年度 |
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論文名 | 地質的観点から考察した近年の北海道の三大地震と構造物被害相関について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会第52回年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1997/09/10 ~ 1997/09/12 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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構造研究室 | 小林 将(KOBAYASHI Masaru) |
構造研究室 | 佐藤 昌志(SATO Masashi) |
構造研究室 | 島田 武(SHIMADA Takeshi) |
北海道開発コンサルタント㈱ | 畑 一洋(HATA Kazuhiro) |
抄録 |
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将来の道路構造物の合理的な耐震設計の指標や地震防災の対応策を講じる上で、大規模地震における地震動と構造物被害の相関を推定することは重要なことと考えられる。本論文は、近年の北海道周辺で発生した規模の大きな地震の記録と、その地震による道路構造物の被害状況を用いて、地質的観点から考察した被害相関について考察した。その結果、推定地震動と地形主分類の相関は、全体的に低い相関と考えられるが釧路沖地震の被害箇所とはある程度の相関を得られたと推察される。また、表層岩石区分との相関は、北海道東方沖地震と他の地震を比較すると2倍程度の結果であることからある程度相関があると考察される。一方、土壌統計群との相関は、3大地震中でも北海道南西沖地震がもっとも高い結果を得た。 |
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