作成年度 | 1997年度 |
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論文名 | 免震支承を有する模型橋脚の動的挙動に関する一実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会第52回年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1997/09/10 ~ 1997/09/12 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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構造研究室 | 中井 健司(NAKAI Kenji) |
(財)北海道道路管理技術センター | 小山田 欣裕(OYAMADA Yasuhiro) |
パシフィックコンサルタンツ㈱ | 林 亜紀夫(HAYASHI Yoshio) |
構造研究室 | 谷本 俊充(TANIMOTO Toshimitsu) |
抄録 |
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構造物の直近あるいは直下に震源を有する地震は、短い周期の成分を多く含んでいるなど衝撃的な特徴を有していることが報告されている。一方、免震装置による慣性力の低減は、履歴減衰などエネルギー吸収の効果を利用して、構造の自由振動および共振を低減することによって得られるとされており、定常的な入力に対する効果が確認されているが、衝撃的な入力に対する効果に関しては課題を残している。したがって、内陸直下型地震に見られるような、衝撃的な地震動に対しても、免震装置が十分に有効な効果を発揮するか否かを確認することが必要と考え、免震橋梁の模型供試体に衝撃的載荷重を与える実験を行った。[*]その結果、鋼製免震支承および鉛プラグ入りゴム支承は、本実験で行ったような衝撃的載荷においても上部構造の慣性力を低減する効果を発揮することがわかった。橋脚柱の応力に大きな影響を与える要素は上部構造の慣性力であり、設計上の利点につながることが考えることができる。 |
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