作成年度 | 1997年度 |
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論文名 | 寒冷地における排水性舗装の機能向上に関する一検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会第52回年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1997/09/10 ~ 1997/09/12 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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維持管理研究室 | 下道 純(SHITAMICHI Jun) |
維持管理研究室 | 高橋 守人(TAKAHASHI Morito) |
維持管理研究室 | 早坂 保則(HAYASAKA Yasunori) |
抄録 |
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北海道の国道における騒音低減を目的とした排水性舗装(低騒音舗装)は、平成8年3月札幌市内で施工されたのが初めてである。これまでは、全て排水機能による冬期路面対策としての試験施工であり、その施工実績も平成4年度から平成8年度までの5年間で約3.6km(約34,000㎡)に過ぎない。北海道のような寒冷地における排水性舗装は、チェーン等による摩耗に伴う損傷や騒音低減(排水)機能の低下及び冬期間に路面の雪が解けにくいことなどの問題点が指摘されている。[*]本文では、排水性舗装の基層に排水処理を付加することにより、排水量(表層)の排水機能を向上させ、持続性を高めることを目的に、平成8年3月に札幌市内の国道で行った対策についての追跡調査を行った。[*]その結果、排水性舗装の基層にグルービングやスパイラルドレーンのような排水処理を付加する方法は、排水層の機能向上に効果があることを確認できた。また、路側ヒーティングについては明確な効果を確認できなかった。 |
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