作成年度 | 1997年度 |
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論文名 | 道路防雪林の整備効果と育成管理の課題 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本造園学会北海道支部大会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1997/09/13 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災雪氷研究室 | 福澤 義文(FUKUZAWA Yoshifumi) |
防災雪氷研究室 | 金子 学 (KANEKO Manabu) |
防災雪氷研究室 | 加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko) |
抄録 |
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吹雪対策としての道路防雪林は環境や景観上優れているうえ、長期的な防雪効果が期待できることから高く評価され、全道の一般国道約50ヵ所で防雪林が整備、あるいは造成中である。一方、防雪林はその規模(樹高、林帯幅等)によって防雪効果に差があり、成長段階に応じて防雪効果も異なるなど、防雪棚などのような対策施設と同様に評価することは難しい。また、その効果についても十分に解明されていない。このため、これまで整備されてきた北海道の一般国道の防雪林に関して、既存資料と現地観測結果から、その整備効果を定量的に検証した。防雪林は成長してから防雪効果が得られるものであるが、苗木から生長していく過程での育成管理上の課題も指摘されていることから、これについても併せて調査した。[*]これらの調査の結果、国道の防雪林は冬期の視程障害による交通事故に十分効果を発揮していることを実証できた。また、育成管理の面では、排水施設の検討や通気性・透水性をよくして根張りが十分できる土壌を作ることが重要であることを明らかにした。 |
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