作成年度 | 1997年度 |
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論文名 | 自動車運転中の携帯電話使用・操作に関連する問題の研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 自動車技術会 1997年秋期大会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1997/10/10 ~ 1997/10/11 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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北海道大学 | Tokunaga.R |
北海道大学 | 小澤 正志(北海道大学) |
交通研究室 | 下條 晃裕(SHIMOJO Akihiro) |
交通研究室 | 高木 秀貴(TAKAGI Hideki) |
北海道大学 | 萩原 亨(OGIWARA Toru) |
抄録 |
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本文は、運転中の受信時及び送信時における携帯電話の位置が交通事故を誘発させる大きな要因として考え、設置位置の違いによる反応時間及び主観的ワークロードの変化について検討した。具体的には、電話を助手席に設置した場合とハンズフリーシステムを用いた場合との比較実験をドライビングシミュレータを用いて行った。[*]携帯電話使用・操作による反応時間については、統計的に有意な差は認められないものの、助手席に設置した被験者層が刺激を見逃し反応がなかったケースがあることを考慮すれば、ハンズフリーシステムとの差が大きいと言える。主観的ワークロードについてはハンズフリーシステムが受信時・送信時・通話時においても少なかった。したがってハンズフリーシステムを採用する事が携帯電話の使用に伴う運転への影響を軽減する事につながると考えられる。また、NASAによって開発された主観的ワークロード評価手法については、本研究で得られた主観的ワークロード評価値の各項目間の相関がHartらによる結果と同様な傾向を示したことから、日本でも有効なワークロード評価手段として使用できることを示した。 |
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