作成年度 | 1997年度 |
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論文名 | 利用者ニーズ調査に見る冬期道路の安全走行支援システムイメージ |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第22回日本道路会議 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1997/12/01 ~ 1997/12/04 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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(財)日本気象協会 | 丹治 和博(TANJI Kazuhiro) |
防災雪氷研究室 | 福澤 義文(FUKUZAWA Yoshifumi) |
防災雪氷研究室 | 金子 学 (KANEKO Manabu) |
防災雪氷研究室 | 加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko) |
抄録 |
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北海道の冬期道路は、滑りやすい凍結路面、吹雪や雪煙による視程障害のため、非常に厳しい環境にあり、冬期交通を確保し、事故を防止するための支援システムの整備が急務となっている。こうしたシステムの開発にあたっては、道路利用者の冬道に関する意識や体験について把握することが重要であるとの観点から、利用者ニーズアンケート調査を実施した。[*]調査の結果、多くの運転者が冬道で危険な体験をしており、運転を負担に感じていることや、多くの運転者が、殆ど前が見えない程の視程障害を経験しており、事故の危険を感じつつも、前走車に追従して走行している実態にあること等がわかった。[*]冬期道路では、周囲が平坦な道路の他、交差点付近やカーブ区間(特に下り坂や日陰)で運転者が危険な体験をしており、安全走行を支援するシステムの開発が必要と考えられる。また、危険な体験の頻度はやや少ないものの、トンネルや橋梁の付近や高規格道路の分合流部についても、安全支援が重要なものと考えられる。 |
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