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発表 インターネットを活用した道路情報提供について

作成年度 1997年度
論文名 インターネットを活用した道路情報提供について
論文名(和訳)
論文副題 96/97冬期の峠画像伝送実験報告
発表会 第22回日本道路会議
誌名(No./号数)
発表年月日 1997/12/01 ~ 1997/12/04
所属研究室/機関名 著者名(英名)
防災雪氷研究室熊澤 義曻(KUMAZAWA Yoshinori)
防災雪氷研究室加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko)
防災雪氷研究室千葉 隆広(CHIBA Takahiro)
抄録
地方部における道路情報の提供は、道路情報板や路側放送、㈲日本道路情報センターと放送局を通じてカーラジオなどで行われているのが一般的であるが、道路情報板や路側放送ではその設置場所に行かなければ情報が得られない、カーラジオでは音声情報に限られ現地の状況を直感的にイメージしにくいなどの課題がある。一方、積雪寒冷地の峠部の気象条件は非常に厳しく、特に初冬期や終冬期など、平地部とは全く異なる状況になりがちである。インターネットを用いて、いろいろな場所からリアルタイムに画像を含めた現地の気象状況が確認できれば、経路の選択や出発時刻の調整など旅行計画の再検討も可能になり、安全な装備で峠部に向かうこともできる。[*]開発土木研究所では、寒地型ITS(高度道路交通システム)の技術開発の一環として、インターネットを活用して峠の静止画像を含む道路情報を提供するシステムを開発し、96/97冬期をモニターを募集して情報提供実験を行った。その結果、総アクセス件数が5,094件(一日平均約27件)にのぼり、インターネットを活用した道路情報提供のニーズの高さを確証できた。
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