| 作成年度 | 1997年度 |
|---|---|
| 論文名 | 暗渠管内の堆泥土の性状、組成および生成条件 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | |
| 誌名(No./号数) | |
| 発表年月日 | 1998/01/01 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
|---|---|
| 稚内開発建設部 | 高宮 信章(TAKAMIYA Nobuaki) |
| 土壌保全研究室 | 石渡 輝夫(ISHIWATA Teruo) |
| 土壌保全研究室 | 橋本 淳一(HASHIMOTO Junnichi) |
| 土壌保全研究室 | 大矢 朋子(OYA Tomoko) |
| 釧路開発建設部 | 松井 勝美(MATSUI Katsumi) |
| 帯広開発建設部 | 奥村 智(OKUMURA Satoshi) |
| 抄録 |
|---|
| 灰色低地土の圃場に敷設された暗渠排水で、暗渠管を閉塞していた堆泥土の性状および組成を埋戻し土を対照として調査した。また、暗渠排水が施工された別の灰色低地土の圃場の中の排水状態の異なる2地点で土壌および暗渠管内の堆泥土を調査した。1)ア)堆泥土は赤褐色のゲル状を呈し、埋戻し土に比べ、湿潤密度および乾燥密度が低く、含水比、炭素含量および強熱減量が高かった。イ)堆泥土では鉄が53%、ケイ素が8%、アルミニウムが3%であったが、埋戻し土では、ケイ素が68%、アルミニウムが12%、鉄が6%であり、元素組成は大きく異なった。ウ)堆泥土中には鉄酸化細菌の一種であるGallionella属の代謝産物と推定される螺旋糸状の物体が認められ、この堆泥土生成は微生物によるものと考えられた。2)排水良好地点での暗渠管内の堆泥土は少なく、その組成は埋戻し土を含めた一般的な地殻とほぼ同じであったが、排水不良地点での暗渠排水での堆泥土はその量が多く、かつその組成は1)と同様に、鉄を主成分とするものであった。 |
| このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |