作成年度 | 1997年度 |
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論文名 | 低温状態における土の締固め特性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1998/01/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土質基礎研究室 | 櫻庭 満(SAKURABA Mitsuru) |
土質基礎研究室 | 西川 純一(NISHIKAWA Jun’ichi) |
抄録 |
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近年、土木工事の大規模化により長期間の工期を必要とする工事が多くなっている。それに伴い、冬期にまたがる土工工事も試みられている。しかし、その多くは夏期工事と同様な方法で施工を行っている。そのため、土の凍結による締固め不足や雪の影響などによって品質に悪影響を及ぼしている。これは、凍結土の工学的性質が十分に把握されておらず、各種の凍結土に対応したきめ細かな施工技術が確立されていないことが背景にある。本研究の目的は、冬期土工工事の促進に向けて、凍結土の基礎的な性質を明らかにすることである。今回は、土の凍結温度と突固め回数を変化させた締固め試験、土の凍結温度と含水比を変化させた一軸圧縮試験、及び凍結土と未凍結土との混入率を変化させた一軸圧縮試験を行った。その結果、凍結土では突固め回数を増加しても締固め密度の増加は期待できないこと、凍結融解後の粘性土では含水比が低いほど一軸圧縮強さが大きくなること、及び凍結土の混入率が多くなるほど締固め密度が低下すること等が明らかになった。 |
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