作成年度 | 1997年度 |
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論文名 | 光ファイバセンサによる杭の軸力分布測定 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 地盤工学会北海道支部技術報告会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1998/02/06 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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NTTアクセス網研究所 | 野引 敦(NOBIKI Atsushi) |
NTTアクセス網研究所 | 倉嶋 利雄(KURASHIMA Toshio) |
構造研究室 | 佐藤 昌志(SATO Masashi) |
旭川開発建設部 | 高見 和弘(TAKAMI Kazuhiro) |
土質基礎研究室 | 日下部祐基(KUSAKABE Yuki) |
抄録 |
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構造物の基礎として用いられる杭の支持力機構を調査するためや、設計支持力を確認する目的から載荷試験を実施する場合がある。載荷試験では、杭の支持力となる周面摩擦力や先端支持力を調査するために、軸力分布を測定することが多い。杭の軸力を測定する方法としては、地層境界および杭先端付近の深度に、鋼管杭ではひずみゲージ等を貼付して、場所打ちコンクリート杭ではひずみ計や鉄筋計を埋め込んで測定する方法が一般的に用いられる。この方法では、各測定器を設置した深度の軸力のみの測定となるため、その間の軸力は直線分布するとして推定される。したがって、連続した真の軸力分布を求めることができない。[*]NTTアクセス網研究所は、通信用光ファイバケーブルの保守監視等を目的にケーブルのひずみ分布測定技術を開発した。著者らは、現在この技術を利用して、光ファイバケーブルをセンサとして急崖斜面や道路構造物に貼り付け、そのひずみ変化を監視するシステムの開発を行っている。ここでは、このシステム開発を兼ねた研究の一環として、光ファイバセンサを杭に埋め込んでその軸力を連続して測定する方法を検討したので報告する。 |
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