作成年度 | 2013年度 |
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論文名 | 航空レーザ測量を活用した森林外の積雪分布とダム流域の積雪包蔵水量の推定 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | 寒地土木研究所月報 第722号 |
発表年月日 | 2013/07/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水環境保全チーム | 西原 照雅(NISHIHARA Terumasa) |
室蘭工業大学大学院工学研究科教授 | 中津川 誠(NAKATSUGAWA Makoto) |
水環境保全チーム | 矢部 浩規(YABE Hiroki) |
抄録 |
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積雪寒冷地の多目的ダムでは、冬季にダム流域に蓄積された積雪が春先の融雪に伴い流出する水を 貯留し、夏季にかけての水利用を賄っている。このため、ダム流域の積雪包蔵水量をできるだけ正確 に推定することが必要である。 本研究では、積雪寒冷地におけるダム流域の積雪包蔵水量の推定精度を向上させるため、航空レー ザ測量結果から作成した高解像度DEM を用いて、森林外(森林限界以上の高標高帯)の積雪深と地形 パラメタ(地上開度)との関係を分析した。結果、森林外の積雪深は地上開度と線形の関係にあること を見出した。さらに、この結果を用いて、全流域面積のうち森林外の占める面積の多いダム流域の積 雪包蔵水量を推定する手法を構築した。本手法を忠別ダムに適用した結果、既存の手法と比較して、 精度良く積雪包蔵水量を推定することができた。 |
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