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発表 過圧密泥炭の微小ひずみにおけるせん断剛性率と動的変形特性

作成年度 2013年度
論文名 過圧密泥炭の微小ひずみにおけるせん断剛性率と動的変形特性
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第54回地盤工学会北海道支部技術報告会
誌名(No./号数)
発表年月日 2014/01/30 ~ 2014/01/31
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地地盤チーム林 宏親(HAYASHI Hirochika)
寒地地盤チーム山梨 高裕(YAMANASHI Takahiro)
寒地地盤チーム橋本 聖(HASHIMOTO Hijiri)
寒地地盤チーム山木 正彦(YAMAKI Masahiko)
抄録
過圧密履歴を受けた泥炭の繰返しねじりせん断試験を行い、過圧密比と初期せん断剛性率の関係、せん断剛性率や履歴減衰率のひずみ依存性などを調べた。その結果、泥炭の過圧密比OCRが増加するに伴い、正規圧密状態の初期せん断剛性率G0(G0NC)に対する過圧密状態のG0(G0OC)の比G0OC /G0NCが線形的に増加した。つまり、G0OC /G0NC = OCRmの関係が認められた。このとき、OCRの指数mは定数ではなく、強熱減量Liが増加するとともに、mが比例的に増加することが明らかになった。この関係は、m = 0.007Li (%) + 0.27で近似できた。以上をまとめて、過圧密履歴の影響を考慮するOCRの項を付与したG0の推定式を提案した。
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