作成年度 | 2013年度 |
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論文名 | 冬期土工による盛土の品質について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 地盤工学会北海道支部第54回年次技術報告会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2014/01/30 ~ 2014/01/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 佐藤 厚子(SATOU Atsuko) |
寒地地盤チーム | 山梨 高裕(YAMANASHI Takahiro) |
北見工業大学名誉教授 | 鈴木 輝之(SUZUKI Teruyuki) |
北海道工業大学 | 川端 伸一郎(KAWABATA Shinichiro) |
抄録 |
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北海道のような積雪寒冷地で、冬期に施工された盛土が春先に沈下やのり面が崩壊する場合があるので、冬期の盛土施工によるこれらの変状要因を解明するため、冬期試験盛土を行い、融解後の盛土性状を確認してきた。本報告はさらに調査を進めるとともに盛土材料の違いによる冬期施工への影響も調査した。その結果、①盛土の施工速度が速いと凍結回数を少なくできるので凍結深さが小さく、盛土の沈下を早期に収束できる。②断熱材による凍結・凍上抑制効果は大きく盛土はほとんど凍結しなかった。③凍結した部分を除去すると凍結・融解による変位量が少ない。また、除去後はコーン指数が大きくなり、特に凍土を除去した後に転圧すると、より強度が大きくなる。④非凍上性材料による盛土は凍上による変状が小さいので、夜間休止による影響が少ない。⑤盛土底部からの水分移動を排除することができれば、盛土の沈下量を低減できる可能性がある。などがわかった。 |
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