作成年度 | 2013年度 |
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論文名 | 非対称な凍結面による切土小段排水溝に及ぼす影響と対策 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 北海道土木技術会 土質基礎研究委員会 土質基礎に関する「寒冷地特有の問題と対策」技術報告会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2014/02/14 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 安達 隆征(ADACHI Takayuki) |
寒地地盤チーム | 山梨 高裕(YAMANASHI Takahiro) |
寒地地盤チーム | 佐藤 厚子(SATOU Atsuko) |
抄録 |
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近年、切土法面の小段に設置される小段排水溝の破損被害が北海道各地から報告されている。法面の安定や維持管理のために法面の中腹部に設置される小段は、小段面と谷側の法面から寒気が入るため、平地や法面に比べ、寒気の影響を受けやすい形状になっている。そのため、小段に設置される小段排水溝は、凍上被害の対象となりやすい。 これまでの研究で、寒冷地における切土法面の小段の凍上対策について検討がなされてきたが、指針や要領などでの取り扱いが確立されていないため、十分な対応ができていない状況である。 著者らは、凍結がある程度進行した段階での凍上力の挙動について研究しており、凍結の進行する過程が、凍上力の挙動に大きな影響を与え、凍上被害をもたらすものと推察している。 そこで、本研究では、凍結面が小段排水溝付近の地盤を通過する凍結進行初期の小段排水溝に及ぼす凍上力の影響から小段排水溝の挙動を推察した。また、耐凍上性に向けた小段排水溝の基礎データを得て、凍上対策技術について検討した。 |
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