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発表 冬期道路の安全走行支援システムに対する利用者ニーズ(第1報)

作成年度 1997年度
論文名 冬期道路の安全走行支援システムに対する利用者ニーズ(第1報)
論文名(和訳)
論文副題 冬道でのヒヤリ体験に関するアンケート調査から
発表会 北海道開発局技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 1998/02/17 ~ 1998/02/19
所属研究室/機関名 著者名(英名)
防災雪氷研究室金子 学(KANEKO Manabu)
防災雪氷研究室福澤 義文(FUKUZAWA Yoshifumi)
防災雪氷研究室加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko)
抄録
北海道の冬期道路では、滑りやすい雪氷路面や吹雪による視程障害といった車の運転に非常に厳しい環境が存在するため、ITSのような先進技術による安全走行支援や高度な情報提供の導入が重要である。このため、道内の1574名のドライバーに対して、冬期道路に関する利用者ニーズ調査を行なった。その結果、程度の違いはあるものの、大部分(93%)の回答者が冬道運転が苦になると考えており、高齢者ほど冬道運転を敬遠する傾向にあること等がわかった。また、厚生省国立社会保障・人口問題研究所の推計では、本道の高齢者割合は2025年には全国平均を大きく超え、ほぼ3人に一人の割合に達すると予測しており、これらのことから安全走行支援のシステムに対する二ーズは今後更に高まり、早急な開発が必要となると考えられる。
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