作成年度 | 1997年度 |
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論文名 | 大型機能回復装置による排水性舗装の機能回復について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1998/02/17 ~ 1998/02/19 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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維持管理研究室 | 野竹 俊雄(NOTAKE Toshio) |
維持管理研究室 | 高橋 守人(TAKAHASHI Morito) |
維持管理研究室 | 早坂 保則(HAYASAKA Yasunori) |
抄録 |
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排水性舗装には、車両の走行安全性向上機能と沿道環境の改善機能があることから、北海道においても施工面積が増加している。しかし、空隙詰まりにより機能低下するという問題もあり、この対策として「排水性舗装の機能回復装置」が建設技術評価制度の課題として取り上げられ、大型機能回復装置の開発が進められている。[*]平成9年7月、一般国道274号札幌市東区の排水性舗装箇所において、本装置を用いた機能回復を行った。その結果、北海道の排水性舗装は、他の地域に比べ短期間で空隙詰まり、空隙つぶれを起こすことが確認できた。特に、路肩部の空隙詰まりが大きく、わだち部の空隙つぶれが大きかった。[*]大型機能回復装置による機能回復の結果、わだち部のように空隙つぶれを起こしている箇所の排水機能はほとんど回復しなかったが、路肩部のように空隙つぶれのない箇所はほぼ施工直後の状態まで回復することができたことから、本装置は空隙つぶれのない排水性舗装に対しては、排水機能の回復に有効であることを確認できた。しかし、騒音低減機能を回復させるまでには至らなかった。 |
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