作成年度 | 1997年度 |
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論文名 | GPSを用いた急崖地の斜面崩壊予測についての研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | GPSの測距精度をミリに高める手法の紹介 |
発表会 | 北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1998/02/17 ~ 1998/02/19 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地質研究所 | 横山 博之(YOKOYAMA Hiroyuki) |
地質研究所 | 岩渕 武(IWABUCHI Takeshi) |
地質研究室 | 鈴木 哲也(SUZUKI Tetsuya) |
抄録 |
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急崖地の斜面崩壊時期の予測は現在の時点では不可能である。この言葉は地震の直前予知の言葉と同じである。[*]本報告では、急崖地の崩壊時期の予測が地すべり崩壊の応用により可能である可能性を示し、その計測にGPSを用いた時の精度について検証した。[*]GPS計測の特徴とは、[*]①GPSの測距精度の向上には、長時間データを取ることが良く、比較的低廉な1周波型の受信機でも、24時間連続測距で真の値±2ミリが可能[*]②GPSの測距精度は、衛星の配置状況により決まる。上記受信機の1時間連続測距値は±5ミリで、10分間測距値6回を統計処理した値は1時間測距値と同一となる[*]③GPS測量では基準点の位置は必ずしも斜面の移動方向である必要はなく、真横においても直接測距と同一精度が可能[*]④GPSアンテナには「偏心」があるが、アンテナの方向を揃えれば打ち消し可能 |
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