作成年度 | 1997年度 |
---|---|
論文名 | Winter Skidding Accidents on Road Surfaces Covered with Snow and Ice under Studded-Tire Regulation |
論文名(和訳) | Winter Skidding Accidents on Road Surfaces Covered with Snow and Ice under Studded-Tire Regulation |
論文副題 | |
発表会 | 第10回PIARC国際冬期道路会議 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1998/03/16 ~ 1998/03/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
交通研究室 | 高木 秀貴(TAKAGI Hideki) |
交通研究室 | 傳 章則(TSUTAE Akinori) |
抄録 |
---|
日本においてはスパイクタイヤによる粉じん問題のため平成3年度から「スパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関する法律」(平成2年6月施行)に基づいてスパイクタイヤの使用規制が開始された。それに伴い積雪寒冷地域である北海道においては、スタッドレスタイヤの装着率が年々上昇し、スパイクタイヤによる環境への影響である粉じん問題は大幅に改善されたが、非常に滑りやすい雪氷路面の出現やスリップ事故件数の多発など、新たな社会問題が引き起こった。このような冬期間に発生する非常に滑りやすい雪氷路面を改善する対策として、道路管理者は交差点部や坂路部への凍結防止剤やすべり止め材の重点散布を行い、その結果として近年はスリップ事故件数が若干減少してきたが、平成8年度の冬期においてはより一層の路面管理の強化にも係わらず再びスリップ事故件数が増加傾向に転じた。本論文は、スタッドレス化の進展が冬期スリップ事故へ及ぼしてきた影響を考慮するとともに、スタッドレス時代を迎えた近年の道路管理者による凍結路面対策と冬期スリップ事故との関連を考察し、現在そして今後の課題について述べる。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |