作成年度 | 1997年度 |
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論文名 | 防波堤への生物飼育施設の付加 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | ウニ高密度飼育を事例として |
発表会 | 平成10年度日本水産工学会学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1998/03/29 ~ 1998/03/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水産土木研究室 | 永田 晋一郎(NAGATA Shinichiro) |
水産土木研究室 | 北原 繁志(KITAHARA Shigeshi) |
北海道東海大学 | 谷野 賢二(YANO Kenji) |
抄録 |
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近年、作り育てる漁業の推進や消費者の高品質志向に対応した活魚出荷に対応するため、中間育成施設や蓄養施設の設置が増加している。今回開発した蓄養施設一体型ケーソンは防波堤のケーソンに生け簀を併設したもので、その特徴は、港外から直接新鮮な海水を導入できること、港内水域面積の減少を最小限とすることにある。しかし、構造物内で生物を飼育する場合、物理環境と生物の行動に未解明な点が多い。本報では、実際に1/1実験堤体を用いて高密度でウニを飼育し、生け簀内の海水環境状況などの物理環境特性とウニの行動について調査を行なった。その結果、生態特性では全体の8割が垂直面に蝟集し、流速2~3cm/secを好むことが判明し、生け簀の物理環境では、海水導入量は海水導入孔の開口率が約12%で頭打ちになることが判明した。 |
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