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発表 実規模PC覆工模型の耐衝撃性の関する実験的研究

作成年度 1998年度
論文名 実規模PC覆工模型の耐衝撃性の関する実験的研究
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第44回構造工学シンポジウム
誌名(No./号数)
発表年月日 1998/04/02 ~ 1998/04/03
所属研究室/機関名 著者名(英名)
構造研究室佐藤 昌志(SATO Masashi)
北海道開発局建設部西 弘明(NISHI Hiroaki)
室蘭工業大学岸 徳光(KISHI Norimitsu)
室蘭工業大学松岡 健一(MATSUOKA Kenichi)
抄録
PC製覆工の構造形式の違いによる終局耐力を実験的に検討することを目的として、実規模の逆L型および門型構造形式のPC製覆工模型を用いた重錘落下衝撃実験を行った。その結果、1)逆L型構造形式の曲げモーメント分布から、主桁と柱の接合部の曲げモーメントが小さく、主桁中央部の曲げモーメントが大きいことより、その接合部はピンに近い半剛結接合状態になっていることが明らかとなった。2)門型構造形式のPC製覆工は、主桁中央部の曲げモーメントを低減でき、かつ固定支持部に塑性ヒンジを期待できることから、逆L型構造形式に比較して断面の小型化や安全余裕度の向上が可能であることなどが明らかとなった。
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