作成年度 | 1998年度 |
---|---|
論文名 | 安山岩地山における各種物理探査結果の比較 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 応用地質学会北海道支部 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1998/06/05 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
地質研究室 | 鈴木 哲也(SUZUKI Tetsuya) |
地質研究室 | 疋田 貞良(HIKITA Sadayoshi) |
地質研究室 | 横山 博之(YOKOYAMA Hiroyuki) |
抄録 |
---|
従来トンネルの施工に先立つ地質調査手法としては、地表地質調査、屈折法弾性波探査およびボーリング調査が一般的であるが、必ずしもそれらが地山の特徴を把握する上で最適な手法であるとは限らない。[*]地質研究室では、安山岩地山のあるトンネル現場において、従来の地質調査手法の他に、2次元比抵抗法電気探査およびVLF電磁波探査を実施した。[*]その結果、従来の地質調査手法だけでは明らかにしきれなかったトンネル施工面付近の地下水分布状況が、電気探査結果および電磁波探査結果を、従来の地質調査結果に加味することにより明らかになった。[*]このことから、地山状況によっては電気探査および電磁波探査が非常に有効な場合があり、弾性波探査および電気探査、電磁波探査の3つの物理探査は互いに効果的に補完し合うことがわかった。[*]トンネルの地質調査においては、ボーリング調査の他に探査結果が直接設計に反映できる屈折法弾性波探査を用いるのが一般的であるが、電気探査および電磁波探査を併用する事により、より正確に地山の地質状況を捉えることが出きる場合もあることを念頭に入れるべきである。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |