作成年度 | 1998年度 |
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論文名 | 水難事故における河川のフェイルセーフ機能に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第4回河道の水理と河川環境シンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1998/06/18 ~ 1998/06/19 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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環境研究室 | 佐藤 耕治(SATO Koji) |
河川研究室 | 馬場 仁志(BABA Hitoshi) |
抄録 |
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近年、河川空間の整備は、豊かな自然環境としての機能を重視する方向に転換してきた。近自然的工法が普及し、水辺の親水性も高まりつつある。また、河川法の改正は、従来の治水・利水に環境を加え、河川空間の積極的な利用と日常の管理をより充実する姿勢を明確にした。[*]水辺が危険な空間から親しみのもてる空間へと造りかえられつつある中で、高齢化および福祉社会の基盤整備が着々と進んでいる。今後は高齢者、幼児、障害者など、危険回避能力の小さいと考えられる人たちの水辺利用が多くなってくると考えられる。[*]本研究は、河川が元来有している流水としての危険性、河川構造物の人間に対する危険性を分析し、そこから河川利用者のリスク軽減に資する知見を得ようとするものである。また、河川が有している事故発生時のフェイルセーフ機能(助かる可能性)を研究することにより、河川構造物、特に親水施設の計画・設計に生かすことを目標にしている。 |
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