国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 アンカーの凍上に関する室内実験

作成年度 1998年度
論文名 アンカーの凍上に関する室内実験
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第33回地盤工学研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 1998/07/14 ~ 1998/07/16
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土質基礎研究室金田 尚(KANETA Hisashi)
土質基礎研究室多田 秀一(TADA Shuichi)
土質基礎研究室西川 純一(NISHIKAWA Jun’ichi)
抄録
凍上現象がアンカーに与える影響は、地盤の持ち上がりによって、アンカー引っ張り部の緊張力が増大するものである。最悪の場合、凍上力がアンカー各部の許容力を越えるとアンカーは破壊されてしまう。このような被害を無くすことを目標に、凍上を考慮したアンカーの設計を行うための基礎資料として、室内での凍上実験を実施している。これまで、異なる性質の土3試料について凍上実験を行い、土質による、凍上量、凍上力の違いを確認した。さらに、凍上を許容することによって凍上力が抑制されることも確認した。今回、凍上しやすい試料を用いて、温度、供試体高さ、給水の条件を変えた時の、凍上量、凍上力を求める実験を行い、結果を検討した。また、現場との関係も合わせて検討したので報告する。
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