作成年度 | 1998年度 |
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論文名 | 海岸に近接する草地CO2濃度の特徴 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本農業気象学会全国大会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1998/07/28 ~ 1998/07/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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東京農工大学 | 青木 正敏(AOKI Masatoshi) |
農業土木研究室(現網走開発建設部) | 矢野 真人(YANO Makoto) |
農業土木研究室 | 秀島 好昭(HIDESHIMA Yoshiaki) |
農業土木研究室 | 大野 隆(OHNO Takashi) |
農業土木研究室 | 中山 博敬(NAKAYAMA Hiroyuki) |
抄録 |
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CO2ガスは地球温暖化を支配する物質の一つであり、地点観測が多くの場所で継続して行われるようになってきている。CO2ガス濃度は社会的活動に相応して高低する。海岸地帯の大都市では、海風と陸風といった風向により、CO2濃度の顕著な変化が観測されている。ここでは、海岸付近の農地(草地)において計測した長期のCO2交換量データを用いて、同様に、風向により変化するCO2濃度の特徴等を解析した。その結果、夜間の陸域(草地)からのCO2ガスの放出と、日中の海域からの低濃度のガスの流入および陸域でのガス固定の様子が明らかとなった。また、これら観測された値は、市街地で計測される濃度と比較して低く、また、月別の大きな変化もないことから、草地はCO2濃度変化に対して緩衝的機能を発現しているように判断された。 |
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