国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 ノンプリズム測定器を用いた急崖斜面の計測手法と課題

作成年度 1998年度
論文名 ノンプリズム測定器を用いた急崖斜面の計測手法と課題
論文名(和訳) Measuring technique of precipitous slopes with non-prism measuring apparatus and future challenges
論文副題
発表会 8th Congress of the International Association Engineering Geology and the Enviroment
誌名(No./号数)
発表年月日 1998/09/21 ~ 1998/09/25
所属研究室/機関名 著者名(英名)
構造研究室今野 久志(KONNO Hisashi)
構造研究室佐藤 昌志(SATO Masashi)
構造研究室逢坂 秀俊(OSAKA Hidetoshi)
(株)土木技術コンサルタント谷口 直弘(TANIGUCHI Naohiro)
抄録
大規模な岩盤崩落対策が道路防災上の重要な課題とされているが、岩盤崩落現象に関する観測の実例が少なく、そのため岩盤崩落に至る岩盤の挙動の基礎データが不足しており、現状では有効な管理手法が確立されていない。このことから大規模岩盤崩落余地を目指して、従来からの手法「点」による観測を「面」的に捕らえる方法を応用した岩盤モニタリングの研究を行っている。その過程において急崖斜面などのように、ターゲットを直接設置することができない危険な現場等に有用と考えられる、ノンプリズム3次元自動壁面測定装置を用いた計測手法とデータの処理方法について検討した。その結果、メッシュ状に計測した3次元座標値の平均値の時間的累積勾配の変化を監理する手法が有効であることがわかった。本論文ではこの計算手法と今後の課題について報告するものである。
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