作成年度 | 1998年度 |
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論文名 | 道路盛土の地震時挙動 |
論文名(和訳) | Seismic Behavior of Road Embankments |
論文副題 | |
発表会 | International Conference CENTRIFUGE98(遠心力載荷装置に関する国際会議) |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1998/09/23 ~ 1998/09/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土質基礎研究室 | 谷口 啓二郎(TANIGUCHI Keijiro) |
土質基礎研究室 | 林 宏親(HAYASHI Hirochika) |
土質基礎研究室 | 西川 純一(NISHIKAWA Jun’ichi) |
抄録 |
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本研究では、実物と同じ応力状態を再現するために遠心力場において模型加振実験を実施し、盛土の地震時挙動について検討した。具体的には、盛土高、のり面勾配および盛土材料の含水比などのパラメーターと盛土内の応答加速度、盛土の沈下量などの関係について検討するとともに水平震度を考慮した円弧すべり計算を実施した。その結果から、以下の点が明らかとなった。①盛土の高さ、含水比および加振加速度は、地震時における盛土の応答加速度、沈下量などの挙動に大きく影響を与える。②盛土のり勾配を2割程度に緩くすることによって、盛土の耐震性が向上する。また、それは加振による盛土内の応答加速度が減少するのではなく、盛土の耐力が向上することに起因している。③強固かつ平坦な基礎地盤上の場合、健全な状態の盛土は、地震に対して相当な耐力を有しており、大地震によっても交通に障害をきたすほどの被害は生じない。 |
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