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発表 視程障害時の多重衝突事故要因とその潜在性について

作成年度 1998年度
論文名 視程障害時の多重衝突事故要因とその潜在性について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 土木学会第53回年次学術講演会
誌名(No./号数)
発表年月日 1998/10/04 ~ 1998/10/06
所属研究室/機関名 著者名(英名)
防災雪氷研究室金子 学(KANEKO Manabu)
防災雪氷研究室加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko)
(財)日本気象協会北海道支部丹治 和博(TANJI Kazuhiro)
防災雪氷研究室福澤 義文(FUKUZAWA Yoshifumi)
(社)北海道開発技術センター金田 安弘(KANEDA Yasuhiro)
抄録
積雪寒冷地における多重事故要因の分析と、その潜在性の把握を目的に冬期道路の利用者二一ズ調査を行った。吹雪などによる視程障害時の多重衝突事故はスリップ等を原因とする事故に比べて少ないものの大型車が関係する事故によって誘発されることが多い事故誘発形態では追突事故の占める割合が多く、ほとんどが駐車停車中の車に対するものであった。また、多くのドライバーが視程障害時には交通事故の危険を感じておりその場面として、郊外の一般道路での経験が過半数を超え、その内の約半数が周囲の平坦な直線道路で経験している。これらの結果は多重衝突の発生状況や要因分析結果とよく一致しており、実際に事故となったケースは日常的な交通状況において、わずかな交通の乱れによって事故が発生したものと考えられる。さらに、視程障害時は危険を感じながらもそのまま走行したと答えたドライバーが多く、多重衝突事故の危険性が極めて高い状態にあることなどが明らかになった。
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