作成年度 | 1998年度 |
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論文名 | 河川水難事故の危険度軽減に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会第53回年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1998/10/04 ~ 1998/10/06 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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環境研究室 | 佐藤 耕治(SATO Koji) |
河川研究室 | 馬場 仁志(BABA Hitoshi) |
抄録 |
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河川法の改正は従来の治水・利水に環境を加え、河川空間の積極的な利用と管理をより充実する姿勢を明確にした。豊かな自然環境としての河川空間の整備は、近自然的工法を普及させ、水辺の親水性も高まりつつある。[*]一方で河川における水難事故で犠牲になる人数は、洪水による犠牲者数を上回る河川も多く、河川管理者の責任を問う訴訟事件に発展しているケースもある。.基本的には河川利用者の自己責任において、危険性の回避が行われなければならないことは明らかであるが、これまで水辺に近づくことが困難であった環境において、親水施設の整備による河川内への人の誘導が人為的に促進される場合には、利用者に対する安全性への配慮が河川管理者側にも求められている。[*]本研究は河川が元来有している流水としての危険性、河川構造物の人間に対する危険性を分析し、そこから河川利用者のリスク軽減に資する知見を得ようとするものである。また、河川が有している事故発生時のフェイルセーフ機能(助かる可能性)を研究することにより、河川構造物の計画・設計に生かすことを目標にしている。 |
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