作成年度 | 1998年度 |
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論文名 | OTDRを用いた変位測定の可能性に関する課題と改良に関する考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会第53回年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1998/10/04 ~ 1998/10/06 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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構造研究室 | 中井 健司(NAKAI Kenji) |
地質研究室 | 日下部 祐基(KUSAKABE Yuuki) |
計測技販(株) | 猪又 秀一(INOMATA Syuichi) |
抄録 |
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構造物の変状を監視するために、歪みゲージ式等の電気的なセンサを用いて計測されているが、構造物の変状を連続的に計測するためには、多くのセンサが必要であり、各センサには信号ケーブルが必要なことから、センサの設置や計測時の維持管理の面からも問題点が多い。また、現在の技術では「点」の情報にならざるを得ず「線」もしくは「面」としての連続的な計測は不可能であった。近年、ひずみゲージに変わる手法として、光ファイバ自体をセンサとして用いる分布型光ファイバセンサが注目されている。分布型光ファイバセンサは光ファイバの長さ方向の任意の点が外的要因(ひずみ、温度など)に対してセンサの機能を持つため、光ファイバに沿った物理量を連続的に計測することができる。本稿では、ひずみ・損失統合型OTDRの基本構成、動作原理、モデル実験例を紹介するとともに、岩盤変位計測を行う上での今後の課題を述べる。 |
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