作成年度 | 1998年度 |
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論文名 | 沿岸構造物における海藻群落形成に必要な光と流れに関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会海岸工学講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1998/11/10 ~ 1998/11/12 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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日本データサービス(株) | 鳴海 日出人(NARUMI Hideto) |
日本データサービス(株) | 袖野 宏樹(SODENO Hiroki) |
水産土木研究室 | 北原 繁志(KITAHARA Shigeshi) |
水産土木研究室 | 竹田 義則(TAKEDA Yoshinori) |
北海道開発局港湾部 | 佐々木 秀郎(SASAKI Hidero) |
抄録 |
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近年の環境意識の高まりから、周辺環境に配慮した沿岸構造物に藻場機能を併せ持つことが求められている。これら藻場での藻類の成育に影響を及ぼす物理環境因子のうち、影響の度合いが大きい「光」と「流れ」に着目し、沿岸構造物の設計検討に生かすことが効果的であると考られる。本論はこれらの北海道各地の調査結果から、藻類と共生する沿岸構造物設計手法に関する基礎資料を得ることを目的としたものである。その結果、「光」に関しては、北海道の各海域におけるコンブ群落下限水深は海域の透明度から光減衰曲線を描くことによりコンブを繁茂させる限界水深を決定できることが判明した。また「流れ」に関しては、有義流速25cm/s以下の出現頻度が大きい地点では食害の原因であるウニの現存量が多く、流れが現存量を規定する要因の一つである可能性が示された。 |
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