国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 液状化アレー観測記録を用いた地盤の地震時挙動

作成年度 1998年度
論文名 液状化アレー観測記録を用いた地盤の地震時挙動
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第10回日本地震工学シンポジウム
誌名(No./号数)
発表年月日 1998/11/25 ~ 1998/11/27
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土質基礎研究室西川 純一(NISHIKAWA Jun’ichi)
土質基礎研究室林 宏親(HAYASHI Hirochika)
飛島建設(株)森 伸一郎(MORI Shinichiro)
飛島建設(株)三輪 滋(MIWA Shigeru)
飛島建設(株)池田 隆明(IKEDA Takaaki)
土質基礎研究室谷口 啓二郎(TANIGUCHI Keijiro)
抄録
北海道ウトナイ湖南側の軟弱地盤において、地震時の地盤の加速度と間隙水圧を同時に観測する液状化アレー観測を実施している。観測地点は道路盛土に近接しているため、観測記録に道路盛土の影響が含まれている可能性が考えられた。そこで、一次元等価線形解析と二次元等価線形有限要素解析からその影響を検討した結果、観測地点の動特性には盛土の影響が含まれていないことがわかった。また解析結果は、せん断剛性が0.75倍に低下し、その際の最大せん断ひずみが1O-3程度の非線形性が生じた観測結果を概ね再現できたため、この程度の非線形性があらわれた地盤の地震時挙動に対しては等価線形化法が有効であることがわかった。
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