作成年度 | 1998年度 |
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論文名 | 雪氷路面対策に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | 粗面形成と凍結防止剤散布効果の検証 |
発表会 | 第14回寒地技術シンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1998/12/02 ~ 1998/12/04 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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交通研究室 | 川村 浩二(KAWAMURA Kouji) |
交通研究室 | 及川 秀一(OIKAWA Syuichi) |
交通研究室 | 大沼 秀次(ONUMA Hidetsugu) |
抄録 |
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著者らは、凍結防止剤散布等の路面管理手法について適確な使用方法を確立することを目的に種々の試験を行ってきている。これまでに、非常に滑りやすい雪氷路面は、路面に物理的凹凸が多数存在することで、凍結防止剤の散布効果が向上するという結果を得ている。そこで前年度においてはレーキ装置付き除雪グレーダにより縦溝を施工して散布効果試験を実施した。結論は、非常に滑りやすい路面の発生防止いわゆる事前施工を行なった場合、滑りやすい路面の発生の抑制や遅延させることが可能であることが判明したが、非常に滑りやすい路面(f<0.15)の発生後において縦溝を施工しても大きくfを向上させることが困難であるという結果が得られた。これまでの試験結果から、物理的凹凸が車両進行方向に対して横断方向に存在する場合がfの向上に良好な結果をもたらすと推定される。このことを検証するため、タイヤチェーン装着車両の走行によって形成される物理的凹凸の雪氷路面に対する影響調査を実施した結果等について論じている。 |
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