作成年度 | 1998年度 |
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論文名 | Numerical and Experimental Investigation of Turbulence Over Dunes in Open-Channel Flow |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1999/01/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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北海道大学 | 清水 康行(SHIMIZU Yasuyuki) |
河川研究室 | 池崎 慎二(IKEZAKI Shinji) |
河川研究室 | Mark W. Schmeekle(Mark W. Schmeekle) |
河川研究室 | 馬場 仁志(BABA Hitoshi) |
抄録 |
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一般に、移動床におけるリップルや砂堆の発生やその安定形状の成果は、これらの小規模河床形態のクレストから生じる複雑に乱れた剥離流と流砂の相互作用の結果によるものとされている。リップルや砂堆上の流砂をモデル化する上で、数値解析モデルや流れの可視化技術は極めて重要となる。本論分では数値計算手法として高次のGodunovスキームであるCIP法を2次元砂堆上の乱流の計算に適用する。一方、実験水路の流れにアルゴンイオンによるレーザーシートを照射し、これを高速ビデオカメラで撮影し、これから連続的な2次元流速場を算出するPIV法の開発を行う。数値計算結果およびPIV法により求められた流速場を別途行ったレーザー流速計(LDV)による計測データと比較した結果良好な一致が見られた。これらの流れ中の渦度や流速分布を解析した結果、せん断層中の乱れの構造は極めて3次元的なものであった。これは。今後砂堆上の流砂をモデル化する際には、横断方向の流速成分も考慮に入れたモデルが必要であることを示唆するものである。 |
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