作成年度 | 1998年度 |
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論文名 | 親水性河岸の対人危険性低減と安全性向上に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1999/01/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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河川研究室 | 馬場 仁志(BABA Hitoshi) |
河川研究室 | 横山 洋(YOKOYAMA Hiroshi) |
河川研究室 | 矢部 浩規(YABE Hiroki) |
抄録 |
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近年多くの河川で親水施設が整備され、水辺の利用者も増加している。一方今まで近寄ることが困難であった箇所に人を導くことにより、利用者が河川に潜在する危険に遭遇する可能性も高くなったといえる。幼児や高齢者、障害をもつ人など危険回避能力の小さい人による水辺の利用も増加しており、河川の危険度軽減および対人安全性の向上が求められている。[*]本研究では都市河川である豊平川の利用状況について調査を行った。その結果豊平川は高水敷に整備された施設の利用者が大半であり、水辺の利用者は少なかった。その原因としては急流河川であり水辺に近寄りにくいこと、高水敷に様々な施設が整備されていることがあげられた。次いで親水性河岸において人体模型を用いて模擬水難事故実験を行った。実験結果より流れに多様性を持たせるように考慮し、河道中に構造物を設置する場合にその配置方法に考慮することが、対人危険性の低減および安全性向上に必要であることを示した。 |
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