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発表 乳牛スラリーを表面施用した牧草栽培カラムの土壌酵素活性

作成年度 1998年度
論文名 乳牛スラリーを表面施用した牧草栽培カラムの土壌酵素活性
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 1999/01/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土壌保全研究室大矢 朋子(OYA Tomoko)
酪農学園大学石井 岳浩(ISHII Takehiro)
酪農学園大学松中 照夫(MATSUNAKA Teruo)
抄録
乳牛スラリーの表面施用が土壌の微生物性に及ぼす影響を調べるために、3種類の土壌を用いたカラムで牧草を栽培し、3種類の土壌酵素活性を測定した。土壌微生物活性を評価する手法として提案されているα一グルコシダーゼ活性は、全土壌において施用区の表層10cmで高い値を示し、経時的にも上昇傾向があった。セルラーゼ活性およびホスフナターゼ活性には、スラリー施用による明確な影響は見られなかった。スラリーの施用により牧草の地上部乾物重量は増加し、これと表層のα一グルコシダーゼ活性との間には、正の相関があった。表面施用したスラリーからは無機態窒素の下方移動が生じた。しかし、表面施用されたスラリーの微生物活性への影響は、表層に限られて下層には及ばなかった。これは堆きゅう肥を混和施用したときの影響とは異なった。
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