国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 低温条件下の軽量混合処理土の物理特性に関する室内実験

作成年度 1998年度
論文名 低温条件下の軽量混合処理土の物理特性に関する室内実験
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 1999/01/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
小樽開発建設部小玉 茂義(KODAMA Shigeyoshi)
小樽開発建設部佐伯 茂(SAEKI Shigeru)
港湾研究室平澤 充成(HIRASAWA Mitsunari)
港湾研究室上久保 勝美(KAMIKUBO Katsumi)
抄録
軽量混合処理土工法は、港湾工事等における構造物の相対沈下や不同沈下の低減、土圧の低減と側方変位の抑制、耐震性の向上などの要請に対応するため開発された工法である。[*]石狩湾新港においては、既存岸壁背後の土圧低減を主な目的として、道内の港湾で初めて同工法を採用することとした。しかしながら冬期施工も想定されたため、低温条件下で打設及び養生した場合の軽量混合処理土物理特性について事前に検討しておくことが必要となった。[*]本研究は、石狩湾新港を想定した3配合の軽量混合処理土に関する室内実験結果をとりまとめたものであり、低温条件下で現地施工を行う際には以下の点に留意する必要のあることが分かった。[*]①養生温度が低いほど、一軸圧縮強度は低下する。[*]②軽量混合処理土の内部温度が0℃以下になると、フロー値が低下する。[*]③低温条件下では、起泡剤を発泡する際に発泡ノズルが結氷する危険性がある。
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