作成年度 | 1998年度 |
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論文名 | 不良土の盛土材への有効利用について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 1999/01/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土質基礎研究室 | 佐藤 厚子(SATO Atsuko) |
土質基礎研究室 | 西川 純一(NISHIKAWA Junichi) |
土質基礎研究室 | 山澤 文雄(YAMASAWA Fumio) |
抄録 |
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近年、河川の竣渫不良土、土木工事現場から発生した不良土、廃棄物の処理過程で生じるスラッジ等、処理の容易でない土が増加している。北海道のような広大な地域でも、今後、廃棄できる場所は限られ、環境への配慮などから、このような土を積極的に利用することが求められるようになってきた。また、北海道のような積雪寒冷地では、その気候条件に適応した処理を行う必要があり独自の技術開発が求められている。[*]本研究では、土木材料として使用できない不良土を有効利用する方法として、脱水処理と安定処理を取り上げ、その有効性について検討した。脱水処理では、自然脱水、強制脱水を比較した。また、安定処理では、利用条件に応じて改良した固化土、固化破砕土、改良土の強度特性に関する実験を行った。[*]実験の結果、強制脱水のうちフィルタープレス、遠心脱水による方法では現在のところ有効かっ経済的に含水比を低下できなかった。しかし、安定処理による改良では、処理土の強度特性や目標強度を得ることのできる固化材添加率を明らかにし、有用な土木材料の一つとなりうるものであることを確認できた。 |
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