国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 河川とその河口海域での底質材料の類似性

作成年度 1998年度
論文名 河川とその河口海域での底質材料の類似性
論文名(和訳)
論文副題
発表会 土木学会北海道支部年次技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 1999/02/08
所属研究室/機関名 著者名(英名)
河川研究室船木 淳悟(FUNAKI Jungo)
抄録
河川を陸域から海域へ土砂やその他様々な物質を運搬するシステムとして取り扱うべきとの認識がなされるようになり、河口周辺沿岸海域をも水系の要素として陸域-海域間の物質移動の連続性を究明しようという研究が、近年盛んになってきた。著者らはこれまでに、北海道の一級河川鵡川流域とその河口部において出水時の現地観測を実施し、河口域における土砂の拡散や収支を把握した。また、河川水とともに海域に供給される物質中に含まれる水質成分を分析し、その特性と海域環境に与える影響について考察を行った。[*]今回は河口とその沿岸域に分布する土砂について、粒度組成と鉱物組成をインデックスとして比較検討し、これらの類似性から土砂の供給源や沿岸域での土砂の挙動を調べたものである。調査対象とした土砂は河床材料、海底砂、海浜砂、および河川水に含まれる浮遊砂・ウォッシュロードの沈降物である。
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